おはようございます、にーしぇです。
先日、アニメーションの第1スタジオが全焼するという放火事件がありました。
平成以降最悪といえる犠牲者が出ることとなったこの事件はアニメ業界だけではなく、エンタメ業界全般が震撼しました。
うちも、モノづくりをしている会社ですし、外部の方の出入りも激しいです。
が、この件を受けてさらにセキュリティが厳しくなりました。
亡くなられた方々、ご冥福をお祈りいたします。
全員が納得する作品はない
モノづくりにおいて万人を満足させることは不可能といえます。必ず気に入らないと声高に叫ぶ人も出てきます。
それはもう避けようがないことではあります。
その作品に抱く感情がやがて憎しみなど、大きな負の感情となってこういったケースの事件が起こってしまうことも過去には何度もありました。
そのターゲットとなってしまったのが今回実際は作品などにも関係ない人など多くの人間たちだったのが非常に悲しいことです。
そもそも、こういったことが起こること自体が悲劇ではあります。
こうしたたった一人のエゴによって多くのクリエイターが命を落としてしまったことは、我々の心にはもちろん、業界全体にも大きな影を落としてしまうことになるかもしれません。
作りたいものを作る
無難な作品を作る必要が出てくる。極論だとこういった傾向が出てこないとも言えません。
創作というものはそもそも、自分たちが作りたいものを作るのが大前提なのではないか?と考えています。売れるため、目的のためコンセプトは前提にありつつもそれを自分たちの納得いく形で世に出していきたい。
少なくともうちの職場ではそうであるといいたいです。
京アニの作品もきっとそうだったはずで、その作り手側の気持ちは多くのファンたちの心に届くこととなりました。
そうした思いは海を越え、海外のファンたちも京アニのためにできることを、と行動してくださいました。
京アニが築いてきたものを消さないためにも、我々に何ができるのか。
こういった募金もその応援の一つとなります。
ぼくも、何かしら力になれたらと思っています。
僕が、お宅になったきっかけの作品は「らき☆すた」のアニメでした。
それ以降も京アニの作品はたくさん見てきました。その流れがここで途絶えてしまうのは嫌だ。
そんな自分勝手なエゴかもしれませんが。ただただこれからも京アニがアニメを作ってくださる未来を信じています。
ほなね。