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【FAVRIC】バーチャルとファッションの可能性 - Vtuberイベントにおける試行錯誤とその先【Vtuber】

おはようございます、にーしぇです。

 

10月に入って最初の記事は、先月末29日に幕張にて開催されたVtuberイベント、「FAVRIC」の感想となります。

 

ちょっと長くなってしまうかもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

FAVRICとは

FAVRICは、「声も姿も性別も。すべてが自由な世界で、僕らは何を纏うのか。」 というメッセージのもと、Vtuberをモデルとしたファッションショーイベントです。

 

イベントとしてはファッションを強く推して押していましたが、結果としては催しの一つであったライブがメインとなっていましたね←(運営的には音楽もファッションの一つということなので問題はない)

 

データを着ているといっても過言ではないVtuber。そんな彼ら彼女らがバーチャルならではのファッションをいかに見せてくれるのか。

 

はたして、平面の存在であるVtuberがどのようにしてランウェイを歩くのか。

 

開催前からかなり話題になっていましたが、一体どんな結果となったのか、書いていきたいと思います。

 

favric.jp

 

イベントの感想

イベントの感想しては、いろんな試行錯誤が見えてこれからが楽しみになるイベントだった。というのが一番大きいです。

 

ただ、ファッションショーというイメージが強かった分、結果として音楽ライブイベントの部分が多く締めてしまっていたので「ファッションショー・・・?」と思ってしまったのも事実でした。

 

どちらかというと、「新衣装お披露目音楽フェス」といったイベントでした。

 

ライブ部分においては皆さんさすがのパフォーマンスといいますか、それぞれが存在感を放っており、衣装はもちろんその歌声で新しいファンを獲得したに違いないものとなりました。

 

 

・バーチャルとファッションの親和性

バーチャルのファッションショーというこのイベントではあるが、まさに出演者たちが纏う衣装にはコンセプトが存在し深いデザイン性やメッセージ性が込められています。

 

 

 バーチャル世界ならではの演出を衣装に込めるということは、非常に面白いと思いました。

 

他にもにじさんじの樋口楓さんの衣装は、「声をまとう」をコンセプトに音で柄や色が変化するという現実では実現が難しいイメージを着こなしていました。

 

YUNIちゃんに至っては「自己に影響を与える服」をコンセプトに、服の形状自体が激しく燃える衣装でした。これはまさにバーチャルならではの表現ではないでしょうか。

 

現実でやると、温度まではどうしようもありませんからね・・・。

 

もちろん、彼女ら以来の出演者もそれぞれに合った個性的な衣装が存在しておりライブの中だけではその衣装の細部まで観察することはできませんでした・・・(ここが実は少し残念なところ)

 

ここに関しては、公式パンフレットに細かい設定などが記載されているのでぜひチェックしてみください。手に入らなかった皆さんも、後日通販予定?だそうです!

 

 

あとはバーチャルが故の演出がファッションに適用できたのがすごかったですね。

 

アイドル部の歌唱パートでは、ラスサビでポージングとともに、メンバーの衣装が変化するといった演出がありました。

 

また、「生きている衣装」というコンセプトの花譜さんでしたが彼女の衣装も歌唱中に進化するという一面がありました。

 

こういう、映像とリンクした演出ができるのはバーチャルの強みだと思いました。

 

 

 

・モニターを使った舞台演出

Vtuberのイベントに限ったことではないのですが、ライブイベントにおいてはモニターが大きな役割を果たします。演者を大きく映し出すことで、後ろのほうのお客さんにも見えるようにするのはもちろん曲に合わせた映像や歌詞などを映し出すことでライブを盛り上げる演出装置として欠かせない存在です。

 

今回のFAVRICにおいて感動したのはそのモニターの数。

 

ステージ上のモニターをはじめ、ランウェイの役割を果たすかのように花道を挟み無数のモニターが配置されていました。

 

ステージに現れた彼女たちが、こっちに向かって歩いてくる奥行き感をはじめ、横からのビューがいろんな視点から見れるように配置されたモニターはまさに近未来感がありました。

 

気づくのは遅かったけれど天井にも無数のモニターがありました←

 

 

・圧巻のルーキーズランウェイ

メインでファッションショーをはじめライブをしたメンツとは別に、後日公式が募集したメンバーで集まって行われた演目がこの「ルーキーズランウェイ」

 

総勢52名という過去Vtuberイベントの中でも最多と言えるVtuberがモニターの中で歌い踊る姿をみられるのは圧巻でした。

 

ここでは、企業個人問わず参加表明したVtuberが同じ居kジュを合唱するというものでしたが、この統一性のなさがまさにこの界隈の楽しさを表していると思いました。

 

また、3Dモデルを持つ人たちだけではなく2DモデルのVtuberも参加しており、大型モニターに表示されることでルーキーズランウェイに参加していました。

 

こういった、2D3Dの区別をつけずに参加を認めたFAVRICの運営に感謝をしたいなあと少し感慨深くなったりしなかったり。

 

大きなVtuberイベントとなるとやはり参加するVtuberも影響力が強い方であったり偏ったりすることがあるのは仕方のないことなのですが、ここではまさにそういった見えない壁を取り払った空間が存在しており

 

自分の推しがステージで歌っている という姿を見ることができる数少ない時間だったのではないでしょうか。個人勢とか特にこういった機会が増えてくると面白いことになってくるんじゃないかなあと思ったり。

 

 

・フェスというVtuber発掘に最適なイベント

 上記のことに関係することではあるんですが、こういった多くのVtuberが一堂に会するイベントはVtuber業界においては非常に相性がいいと僕は感じています。

 

というのも、この界隈が好きな人はこのVtuberだけを一生推していきたい!というより、いろんなVの人を知っていきたいと考えている人が多い傾向にあるんじゃないでしょうか。

 

とくに、Vtuberが流行りだした去年おととしあたりでは、新人Vが出るたびにそこに押し寄せる(簿数が少なかったというのはもちろんある)ということが当たり前に起きていました。とにかく新しく出たVtuberはとりあえずチェックしてみる。

 

という文化があったように思います。

 

しかし、現在9000人を超えたVtuber。今では多くをチェックすることは不可能になり新人が出始めてもそこへチェックしに行くという足も少し重くなってしまいがちではないでしょうか。能動的に新規を見に行く機会が減っている。

 

そういった空気の現在において、音楽フェスはまさに格好のイベントで。

 

推しが参加する、というものをきっかけにそのイベントで知らないVtuberに触れることができ、そこから興味をもつ

 

というサイクルができます。

 

受動的新規開拓といえばいいでしょうか、イベントに参加することで新規Vを知る機会をもらうことができる。

 

僕も先週のイベントDIVEXRFESにて新しいVにハマったりしていました・・・

 

また、ほかの人に自分の推しを勧めるいい機会になったりしますしね。

 

MZMの楽曲をもっと知ってほしいと思った僕はまさに「おまえらこれがMZMだぞ!!!聞いてくれ!!!!」ってどこから目線かわからない人になってたりしましたが←

 

とにかく、多種多様な個性を持つVtuberに触れることができるイベントは今後も多く開催されてほしいなと思います。

 

課題点

 ここからは、惜しかったなあと思った点やこれからどうしていけばいいんだろうと思った点について書いていきたいと思います。

 

・演出面の統一性

多くのVtuberが参加するというイベントであるFAVRICでしたが

さに衣装の設計やデザインという要素が加わったことで気になったのが

 

ライブにおける演出の差

 

でした。

 

出演者によっては背景モニターをフルに生かして映像を差し込んできたりすることがあった一方で、バラードを歌ってる背景で激しめな映像演出が流れていたりその逆など

 

力が入っている演出とそうでないんじゃないかなまたはうまくかみ合ってない演出が多く見えました。

 

FAVRICというイベント中の統一性がないように思えました。

 

これは、各Vtuberの運営がどこまで演出に介入したのかという頻度の問題かもしれませんがもしそうだとすると、何も言わずお任せしたVの運営というかVtuber自体が少しかわいそうかなあと思ったりしました。

 

ファッションという要素を推しているイベントであるにもかかわらず衣装にあまりフォーカスが向けられていないかな・・・とか。

 

昨日のMZMのコーサカさんが行っている配信において、知ったのですがMZMの衣装はYUNIさんと同じく燃えている部分があるというのが衣装の特徴ではあったのですが

 

 

本人に明かされるまで気づきませんでした・・・

 

黒を基調とした服なのにモニター背景が黒ってどうなの・・・?とは思ってましたがまさかさらに燃えてたとは・・・それは見えない・・・・

 

これにいたってはまさに演出のマッチングの問題で、そもそも見せたい衣装が見せられていないということになってしまっていますね・・・

 

ここに関してはそれぞれのVがどう見せたいかという意欲の問題になってくるので、現場だけではなく運営が絡んでいくのも大事なのかなあと思いました。

 

あとはファッションショーという名目なので、もっとバーチャルならではの演出をしても良かったのかなあと。

 

・モニターの見せ方

 

特徴的ともいえる圧倒的なモニターの数。

 

でしたが、その配置に関してはほかの方法もあったんじゃないかなあと思いました。

 

ぼくたちもスタジオでの生配信の際、毎回モニターの位置を確認して設置したりしているのですが、これはテンプレとかはなく毎度配信事出演者さんごとに異なってきます。

 

 

 

今回、花道で見せるために横一列にしたのだと思いますが、あれだと正面以外の角度から見た時のっぺりとして見えちゃうんですよね。  

 

なので角度をつけてジグザクに置いたり、角を付けないように円に近づけておくなど違和感を減らす置き方をしてはどうだったのかと思いました。

 

あとは、モニターのカメラが固定されているので、上のモニターでは見切れちゃってるけど下では見えてるなどといったことが多かったです。

 

スイッチングで切り替えることができれば、常に全体を追うことができたのかもしれませんが、モニターの数が数なのでそこを把握するのがオペレーション的に厳しかったのかと。

 

あとはモニターの配置のみで徹底的に試行錯誤する時間がなかったのかもしれません。

 

 

 

・クォリティにおける、出演者側と視聴者の温度差

これもコーサカさんの意見であったり、知り合いのVtuberさんも同じことを言っていたのですが、モデルの見え方や演出など実際に後で自分で目にしてみた時に少しクォリティに違和感などを感じることがあるが、ライブでは好評だったので

 

「これくらいで満足されてしまうのか。」

 

という悶々があったとのこと。

 

この問題に関しては後日単独の記事として書こうかなと思います。

 

自分たちのこと(モデル)ではあるが、本番まで自分のあずかり知らぬところで演出などがされている現状ゆえの課題かもしれません。

 

 

・本番時のミスの粗

 

最後に、今回のイベントは大きな事故こそなく終えることができたものの、細かいところで見ればいろいろありました。

 

・ミライアカリさんのDJにおいてグリーンバックのクロマキーが表示されてしまった

・アイドル部歌唱後のMCにおいて誰も表示されない(これは演出の可能性あり)

・MonsterZMATEのMCにおいてオペミスでコーサカさんのマイクが入ってない

・ルーキーズランウェイの映像の準備が直前までかかった

・アカトくんなど2Dモデルがグリーンバックのまま

・ナギナミの二人が出演できていない

 

 

などなど、ありましてこれに関してはチェックやリハーサルでの詰めが浅かったのかなあと思います。

 

イベント自体は終わったけど要所要所で見ると???ってところが多かったです。

 

ナギナミに関しては非常に残念でぜひ次回はリベンジさせてあげてほしいです・・・

 

 

 

Vtuberのイベントのこれから

 

FAVRICについての記事でしたがいかがでしたでしょうか。

 

相変わらず演者の感想というよりこういうイベントだったよね、っていう感想になりがちなのどうにかしたいわね・・・。

 

 

Vtuberは運営ごとに技術や店痛いもののビジョンが大きく異なっていたりして、それをイベントにおいて統一させるのは非常に難しいものです。

 

そのなかで、運営や現場の技術さんが細かく詰めることで妥協点や解決策を模索していくのが大事なのかなあと思います。

 

今回はそれが少なかったためか各ステージにおいて温度差があったり見せたいものが見せられていなかったりということがちらほら見受けられました。

 

これから増えていくかもしれないVtuberのイベント、このFAVRICは正直今現状でできるいろんなことに挑戦した革新的なイベントではあったと思います。

 

このイベントを経てこれからのイベントがどういう見せ方をしていくことになるのかが非常に期待できるのではないかなあ。

 

 

 

長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。

 

 

ほなね!